最近知ったことモンテッソーリ教育法です。もう何十年前に習ったんだと思いますが、記憶にもございません。まじめに勉強すれば良かった、後悔先に立たず。(苦笑)スカウティングな日々を書かれている方がボーイスカウト応援団にご賛同いただいたので、サイトをご訪問させていただき、読ませていただいた記事に書かれていたことです。
以下スカウティングな日々さんから「・・・それ(モンテッソーリ教育法)とスカウティングとどう関連するのか?それは、ベーデン・パウエル卿が、なぜボーイスカウトを始めたのか?というところに遡る。
ベーデン・パウエル卿はボーイスカウトを始めるきっかけとして3つの感銘を受けたことを掲げている。
一つは、スイスにあるペスタロッチの墓石に刻まれている言葉『すべてを他人のためにし、己には何ものも』、
二つ目は、マリア・モンテッソーリの幼児教育、
三つ目は、極東の小さな島国、日本の精神と行動を兼ね備えた『茶道』だそうだ。
三つ目の茶道に関することも興味は湧くが、今回は二つ目のことである。この業界では名高いかの佐野常羽氏が、1924年に日本人として初めてギルウェルコースを修了し、その翌々年1926年にボーイスカウト国際会議のために渡英して、ベーデン・パウエル卿の自宅に1週間滞在した。
その時、ベーデン・パウエル卿が、佐野氏に、「私はイタリアのモンテッソーリの幼児教育の方法に年齢の考慮を加えて、スカウト教育を組み立てたのですよ」と述べられたそうである。
まさにモンテッソーリの教育法は、今日のスカウト教育法のルーツなのである。・・・」と書かれておりました。
これを読んで調べ直して思ったことは、まさに原点です。指導者は素人と言われながら、ボランティア(ただ働きという意味で誤用)と言いながら真摯にスカウト教育を考えていない。指導者と名乗る以上、何を指導するのか理解しないと、指導することのプロとはいいませんが、セミプロにならないと社会的資格のないボーイスカウト指導者が向上して、すばらしいことをアピール出来ないと思います。

モンテッソーリ教育法の特徴を紹介しているサイトがあります。ご参考まで。書かれていることは、自分の隊活動、プログラム組み立て、現場での対応、楽童塾で実施していくことに通じます。○修所、実○所は修了、完了ではありません。指導して行く上でのきっかけづくりの通過点です。そこを出たから指導者のプロになったわけではありません。そこら辺を勘違いしている方が多いということです。社会的指導者としての資格であれば国家資格の教職員免許、各種団体公認資格(CONE、ガイヤなど)を持っていただくことが一番です。持つだけでもダメなんですがね。それを現場で実践しないと・・・。

モンテッソーリ教育法の一部。自由に個別活動、子どもの中の自発性を重んじる、縦割りクラスが特徴です。そのために展開される教育が、日常生活の練習、感覚教育、言語教育、算数教育、文化教育。それを実践する教師の心得12か条もあります。読めば読むほど納得、ベーデン・パウエルがモンテッソーリ教育法を参考にしてスカウト教育を考えたと感じます。ホントにスカウティングの原点です。

追記:日本の郷中教育も参考にされたと言う話も残っています。乃木大将が英国に行った時、ボーイスカウトを見て「すばらしい制度ですね。」と言われたときに「これは日本の郷中教育を手本にしているんでよ。」と言われたそうです。

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