デジタル大辞泉より:じゅ【×綬】
1 古代中国で、官職を表す印を身につけるのに用いた組みひも。官位によって色を異にした。
2 古代、礼服(らいふく)着用のとき、胸の下に垂らした帯。白地に種々の色を組み合わせて、平緒(ひらお)のように組んだもの。
3 勲章・褒章・記章などを身につけるために用いるひも。大綬・中綬・小綬・略綬の4種がある。

[音]ジュ(呉)官印や勲章・記章などを下げるひも。くみひも。「印綬・紫綬・藍綬(らんじゅ)」

綬いろいろ記念綬かな?ボーイスカウトの活動の中で、褒める材料に使う「綬・じゅ」。本来の意味は上記に書かれている意味です。カタカナ言葉で言うとリボン。よくボーイスカウトの中で使うのが「優秀綬」「参加綬」ですね。私のところでは誕生月に渡す「誕生綬」というものもあります。誕生月の記念におめでとうともらった側は、生かされていること、育てていただいてることに感謝をする意味で「誕生綬」を渡しています。

褒める「おめでとう」、感謝する「ありがとう」という言葉のやり取りが大切なんです。そのきっかけと記念に「綬」を渡します。
ただ渡す、もらうわけでなく「理由」がある。その理由がみんなが仲間が認める、そして褒め称える。それに対してお礼の言葉を言う。簡単な礼儀です。
何かゲームで競い合って、勝ち負けでも渡す。それもそのような言葉のやり取りを身に付ける。礼儀マナーのきっかけです。自然と身につくようにいろいろな場面でのツールです。ツールに懲りすぎてしまうと本末転倒になります。

「綬」はなんでもいいんです。以前にかにストラップロープ結び参加プレートなどなど作製しました。
その場面に合っていれば、身近ないろんな材料で出来ます。豪華なもの高価なものではなく、仲間との暗号のようなものです。ありがとうといった記念。おめでとうといった印です。
写真左は、最近の隊活動で使ってる「綬」です。(作成は隊長と副長補、私は少しずつ任せるようになってます)
写真右は、私が出会いに感謝してお渡ししているストラップです。裏面に名刺を入れてそのままお渡ししてます。「お会いできて感謝いたします。」 いろいろな方と出会ってその出会いを大切にしたいと思う印です。
なんでも実践です。○○いと○きての実践といろいろあります。

理屈を言う前に、常識ある社会人なんですがねえ・・・知識、理論より、まず実践。知識、理論は使わなきゃただのお題目ですね。
隊活動で綬を活かすには、楽しいプログラムがあってこそ引き立ちますね。やっぱりプログラムですね。気負ってどなたか一人で立てずに、みんなで相談すれば楽しさ倍増ですね